二次加工技術 -プレス成形-
「塗る」技術、「貼る」技術で加工された製品に、「プレス成形」という技術により更なる付加価値を加え、食品用や工業用の成形加工品(容器)を創っています。
酸素、光を透過しないアルミニウム箔と樹脂フィルムを複合したラミネート材を成形材料として使用しているので、同じくアルミニウム箔を含んだ蓋材を使用して密封することによって、食品等の内容物の酸化、乾燥、腐食といった劣化を防ぐことができます。また内容物を充填した後で加熱加圧殺菌(レトルト)処理を施すことができるので、1年以上といった長期保存も可能になります。
開発
これまでに当社で培ってきた「塗る」、「貼る」、「創る」技術と、有機・高分子・無機・金属の技術を融合させ、常にお客様のご要望に応えてまいります。
当社包材により実現可能な特性
- 成形性:金属箔と樹脂フィルムを貼り合せることで、金属箔単体より遥かに伸びが大きくなり各種成形加工が可能になります。
- バリア性:金属箔、バリア性フィルム、機能性接着剤等の組合せにより耐久性の高いガス/水分バリア性が得られます。
- 無害/無塵:食品用途の材料選定(FDA取得材料)、クリーンルームでの加工、加工品の分析評価技術を駆使して、安全な包装材料(パッケージ)を開発します。
- 導電性/耐熱性/脱酸素/密封性:各材料の持つ特性を活かせる包装材料(パッケージ)の開発を行います。